飼うつもりではなかったのに、ふらっと寄ったぺットショップでみかけたねこに、一目惚れ・・・なんてことで、飼うことに。
ねこのかわいいしぐさや、毛並の肌触りは何とも言えません。
でも、そのかわいいねこを飼う前に考えておかなくてはならないことがいくつかあります。
ねこは、ぬいぐるみではありません。えさやりや、トイレの始末、爪をとぐのでお部屋の中のどこかに専用の板を設置するなどの対策が、必要です。
また、1人での暮らしなら問題ありませんが家族がいるなら、全員の了解を得る必要があります。あとで、トラブルにならないように。
そして、集合住宅の場合は、ぺットを飼うのを許可しているかどうかの確認が必要です。
ねこの寿命は、だいたい7~10年、室内だけで飼うと10~15年です。その間責任を持って飼う覚悟が必要です。
加えて、最近よく話題になりますがぺットロスにならないようこれもある意味覚悟が必要かもしれませんね。
車社会の現代、ねこもいつ交通事故に遭遇するかわかりません。犬と異なりリードで繋いでいませんので飛び出した瞬間になんてことを避けるためには、室内飼いの方が安全です。
外にださなければ他のねことの接触も少ないのでけが、病気から身を守ることができます。
ただ、室内に閉じ込めることは、ストレスもたまりやすくなりますので、飼い主は一緒に遊んでストレスのたまるのをそして、運動不足にならないよう気配りが必要です。
途中から、急に外出禁止はかわいそうですから、初めから室内で飼うのがお勧めです。
いよいよ、心の準備ができたら、次はどんなねこを、選ぶかです。
人間と異なり、ねこは本来肉食です。ねこの代謝機能はとても複雑です。
特に仔ねこのときの餌の与え方が、成長後の体の状態を左右します。
最初の1年が、重要と言われます。この1年の間に、骨、筋肉、内臓が形成されるからです。
人の残り物を与える人がいますが、タンパク質、脂肪不足で、塩分は摂りすぎになります。
また、ねこは自分の体でビタミンCを合成することができますので野菜や果物を与える必要はありません。
ねこはなにかそそうをしてから、しばらくすると忘れてしまいます。いけないことをしたら、必ずその場できちんと叱ります。
わかるように、はっきりとした態度で叱ります。また上手にできた時は逆に、思いっきりほめてやります。
良いことと悪いことの区別をはっきりさせることが大事です。
ねこは大変我慢強い動物です。気がついた時はだいぶ進んでいたりと言うこともあります。
日頃から、便の状態や、外見、食欲、歩き方などチェックします。
参考資料 「世界のねこカタログ」新星出版社 監修 佐藤弥生