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美術館へ行こう!

美術館の楽しみ方

美術館はよく行く人にとっては楽しみな場所ですが、あまり行ったことのない人にとっては退屈なイメージの場所です。
また、美術の知識がないと楽しめないのではないかと感じる人も多いでしょう。
そして、館内に入ると独特の静寂感に息が詰まると感じる人もおられるかもしれません。
そこで、楽しみ方についてお話をします。

1.できるだけ白紙の状態で行くこと。

予備知識がない方が、先入観なく作品に向かうことができます。

2.絵を見る時は、そこになにが描かれているかを見るのがポイントです。

ひとつの展覧会で、展示品は、そのうちの1~2枚を選んでじっくりと見るとよい。
さらにその作家や作品について調べることにより、心が豊かになります。

美術作品はあえて言えば「わかる」必要はなく、大切なのは「感じる」ことです。
キャプションを先に見てしまうと疑問や想像力をふくらませる可能性を逃してしまいます。

予備知識や先入観を持たないで訪れ、作品と出会いいろんなことを学び感じることにより、それを手がかりに芸術にもっと近づくことができます。

展示してあるものに、正解はひとつもない。その作品をどう観るかは、自由。勿論、その作品を制作したアーティストの意図は存在する。
しかし、決してひとつの正解があるのではない。作者も考えていなかったような見方、読み方ができることが、芸術作品の魅力。
優れた作品は、観客の心の中で多様な気づきを生みだしていく。多様な解釈ができることとは、優れた美術作品の条件だと言ってもよい。しかし、日本人は、この答えがないというのは、苦手。
「美術は難しい」「絵はわからない」という声をよく聞くのは、多くの日本人が絵の見かたに「正解」があると思っているから。

海外編

1.ルーブル(パリ)
もともとは要塞だった建物を14世紀ヴァロア王朝時代に城にした建物だが、フランス革命により、王朝の王族たちは断頭台に消え、その後政権を担ったジャコバン派によりその王家の宝ものを公開するようになり、1793年「中央芸術博物館」として一般公開された。イギリスの大英博物館と並んで質、量はトップレベル。1980年の大改装で、ピラミッド型のガラスのエントラスが造られた。設計はアメリカの建築家。
18世紀の宮殿とガラス張りのモダンな建築物はミスマッチではないかと反発が起きた。当時の大統領ミッテランは反対にひるむことなく実行した。完成してみれば、クラッシックとモダンが見事に融合した。
2.ポンピドーセンター(パリ)
3.大英博物館
4.テートモダン(ロンドン)
テムズ川のほとりにある現代(美)。もともとは火力発電所だった建物。スイスの建築家の設計した斬新な建物。角砂糖で財をなしたヘンリーテートのコレクションが含まれている。
5.ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)
1852年設立。工芸、デザインのコレクションが有名。 前年に開かれたロンドン万博に出品された品々や、収益で購入したコレクションをもとにした産業博物館が前身。
現在は、古美術から現代アートまで幅が広い。この博物館を設立するために尽力をしたヴィクトリア女王とアルバート公夫妻の名を冠した。
6.ナショナルギャラリー
7.メトロポリタン(ニューヨーク)
ルーブル、大英博物館にひけをとらない巨大博物館。開館は1872年。
ルーヴル、大英博物館が国の威信をかけた巨大ミュージアムに対して、有志が発案しフィフスアベニューの個人住宅から、発展したというのは、興味深い。
8.ニューヨーク近代(美)
9.ボストン美(ボストン)
1876 年開館。メトロポリタン同様、ボストンにも美術館をと願う有志により設立された。
コレクションは洋東西とわず幅広いが、なかでも浮世絵、絵巻物など日本美術のコレクションは多く収蔵、保存されている。
当時、美術部長だった岡倉天心によるところが大きい。それらのものは、日本では評価されていなかったもので、日本の美術をしらしめるきっかけとなったともいわれる。印象派のコレクションが充実している。
10.プラド美(マドリッド)
スペインの首都マドリッドにある。絵画の保有数では、世界一といっていい美術館。1819年に王立美術館として設立、革命後プラド美術館となる。
スぺインが海洋大国として栄華を誇った時代の素晴らしい遺産を観ることができる。ゴヤ、ベラスケスのコレクションがある。
(参考 超集客力革命 蓑豊)
11.ダリ劇場美(カタルーニャ)
スペイン、カタルーニャにあるスペインの代表的な画家、「溶ける時計」で有名なダリの作品の数々が観られる。
劇場を改築したもので、屋根の上に巨大な卵と球体が置かれている。近くには、ダリの生家もある。少し離れたところに、プボル城がある。(ダリが、廃墟だった城を改装したもの)

現代アートの新名所

1.ベネッセアートサイト直島(香川県瀬戸内海に浮かぶ島) 現代アートの島
<地中美術館>安藤忠雄設計の建物に、クロードモネ、ジェームズタレル(アメリカ人現代アーティスト)、ウオルターデルマリア(同)の作品が展示されている。欧米の現代アートのファンの間では、「もう、直島に行ったか?」「どういうルートで行ったか」というのが、挨拶がわりになっている。
<家プロジェクト>空き屋になっている古民家を再生した、展示場所になっている。
<ベネッセハウス>宿泊施設とミュージアムが一体化した建物。
人口約3500人の島に、(東京からだと片道4時間以上かかるところ。)年間40万人もの人が訪れる。そのうち、欧米からは8万人を占める。
2.青森県立(美)
2006年に、青森県三内丸山の縄文遺跡に隣接して建てられた。寺山修司や、奈良美智の作品が観られる。
3.十和田市現代(美)
2008年オープン。ロンミュエク、椿昇の作品がある。厳冬期でも、訪れる人が多い。
4.金沢21世紀(美)
2004年オープン。
レアンドロ・エルリッヒ 「スイミングプール」
ジェームズ・タレル 「ブループラネットスカイ」
歴史と伝統と工芸品の多い街に、現代アートという新しい発想、新しい技術を取り込んで、伝統と繋げている。来場者が多い。
5.「大地の芸術祭」越後妻有アートトリエンナーレ
2000年オープン。 新潟県十日町市を中心に広大な里山に、370点を超える作品が、展示される。シャトルバスや、マイカー、レンタカーで回る。
6.横浜アートトリエンナーレ
2001年オープン。3年に一度開催される現代アートの祭典。

個人美術館

1.六花亭「六花の森」
お菓子のメーカー六花亭が造った。4つの建物とレストランからなる。
坂本直行の記念館3棟  六花亭の包装紙のデザインをてがけた画家。
相原求一朗(美) 昭和2年頃帯広市内にあった銭湯を移築したもの。
2007年オープン、北海道 帯広からタクシーで約1時間。
2.村井正誠記念美術館
自由美術家協会や、モダンアート協会を発足。
東京世田谷の等々力渓谷の先、住宅街にある。要予約。
2005年生誕100年を記念して建てられた。
3.脇田美術館
軽井沢駅から、徒歩10分ぐらい。
脇田和、猪熊弦一郎や小磯良平らと新制作派協会を設立。
1991年開館
ドイツ留学時代から晩年までの1000点を展示、ひろびろとしたスペース。
4.白馬美術館
長野県白馬にある。マルクシャガールの版画作品を収蔵展示している。
5.丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
マチスに指導を受け、NYに20年間在住。三越の包装紙のデザインした画家。1991年丸亀の駅前にオープン。
6.あとりえ・う
木版画家、畦地梅太郎のもとアトリエを公開作品を展示している場所。山小屋風なアトリエ、町田市鶴川。
7.大川(美)
群馬県桐生市、実業家大川栄二氏によるコレクション。松本俊介(1912~1948)の作品を多く所蔵。
もとは、銀行の社員寮であった建物を改築。収蔵品は7000点余り。
松本俊介の作品は、派手さはないが、見る者を惹きつけてやまない魅力がある。
8.足立(美)
島根県安木市にある、横山大観など日本画を収蔵、展示。庭園がみごと。
9.モエレ沼公園
イサムノグチの設計による公園。札幌よりタクシーで30分。
公園全体をひとつのアート作品として、をコンセプトに造られた。広大な敷地に幾何学形態のアートな建造物が並ぶ。

ミシュラングリーンガイドジャポン アート部門

3つ星

東京国立博物館
京都同

九州同上
MIHO MUSEUM
飛騨高山(美)
久保田一竹記念館

2つ星
東京都現代(美)
東京国立近代(美)
出光(美)
プリジストン(美)
森(美)
サントリー(美)
国立新(美)
金沢21世紀(美)
など32か所
1つ星
ベネッセアートサイト直島
島根県立(美)
原(美)
根津(美)
など58か所

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